19 2度目の旅行

19 2度目の旅行
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 ある日、彼女が言った。

「部長、来月私4日間休みなんですけど、そこで青森とか2泊3日くらいで一緒に行きませんか?」

「青森?なんで?」

「酸ヶ湯に行ってみたいの。この前お客様からよかったよ~って聞いて、調べたら行きたくなっちゃった。」

「さすがに2泊は無理だよー。言い訳が思いつかないし、そんなに連絡しないこともないから怪しがられちゃうよ。」

「えー、なんとかなんないんですか?部長と行きたーい。」

「無茶言わないの。1泊くらいならこの前の伊勢みたいに行けるかもだけど。」

「また1泊~?そうだよね。難しいよね。1泊なら行ってくれる?」

「まぁなんとかなると思うよ。この前みたいにお店には日帰りみたいに言って、家にはいつもどおりの出張って言えば大丈夫だと思う。どこ行く?」

「うーん…やっぱり海が見えるのがいいなぁ。この前結構遠くに行ったから近くてもいいよ。」

「じゃ横浜とか?」

「近すぎでしょ。旅行じゃなくただラブホに行くようなもんじゃん!」

「そだね。じゃ三浦は?海産物美味しいし、いいんじゃない?三浦に泊まりで行ったことないし。」

「三浦いいね。そこにしよう!海の見えるホテルとってもらえます?」

「うん、予約しとく。」

 三浦の海の見えるホテルを予約し、前回と同じように朝に出発し、いろいろ散策をしてチェックインの14時にホテルに入った。

 部屋に入って一通り部屋を見た後、私は彼女を抱きしめてキスをした。そのままベッドに押し倒し、エッチをしようとした。

 いつもの彼女であれば、そのままノリノリでエッチに入るはずが、その日はちょっと様子が違っていた。

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